バスラマ 33号
(1995年12月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-33-4
 同一内容をPDFデータにて
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CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.33およびNo.34を収録

【主な内容の紹介】

●ユーザー訪問
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奈良交通

 奈良県一円のバス事業者を統合して成立した奈良交通は、人口が集積する奈良市など県北部から、過疎化が進む奈良県南部の広大なエリアまで路線網を展開している。古い歴史を持つ地域を背景に、全国的にもいち早くハイブリッドバスの運行を開始、高齢化に対応しリフトバスの導入や低床化も推進する。
 奈良交通に取材し、現況を取材するとともに貸切バスや好調な高速路線バスなどについても聞いた。保有車両のアルバム、豊富な歴史資産を巡る定期観光バスの乗車記、都市部の狭隘路線から紀伊半島を縦断する長大路線の試乗記、ボンネットバス現役時代の思い出など関連記事も豊富に掲載する。

三菱MBECS-II、新登場
 三菱自動車はこれまで全国各地の事業者で試験的運行を続けてきたディーゼル―蓄圧式ハイブリッドバスMBECSを改良し、長期排出ガス規制をクリアしてMBECS-IIとして発売した。同社トラック・バス開発本部の担当スタッフに取材するとともに、試乗レポートをお届けする。

特集 バスラマのアジアバス紀行4 インドネシア前編
 世界最大の島嶼国家インドネシアのバス事情をお届けする。首都ジャカルタのあるジャワ島は長距離バスが発達しており、片道1,000Kmに達するような路線も多い。ジャカルタは大小様々なバスが走っており、取材中に乗車する機会も得た。

特集 13th CAR & BUS
 世界最大級のバスショーCAR&BUS(コルトライクバスショー)が開催された。13回目の今回は出店希望者がさらに増え来場者は世界70カ国から1万9,000人を数えた。会場に並んだ100台ほどの展示車から、特にシティバスを中心にご紹介する。

●第44回バス中央技術委員会全国大会
 バス中央技術委員会全国大会が東京・大手町で開催された。全国から300余名の技術者が参加し、12項目の研究発表が行われたほか、バス機器・用品展示が行われた。
研究報告 バス車体配線の制御信号多重伝送方式(BINEX)について(大阪市交通局)/路線バス排出黒煙に関する一考察(遠州鉄道)/ディーゼル・電気式ハイブリッドシステム月大型バスHIMRについて(名古屋市交通局)

粒よりのレポート、連載ほか
●日野リエッセによる新しい乗合バスが続々登場
●長距離バス用シートの提案
●NEW MODEL トヨタコースター4WD/日野セレガ・インターシティー
●若手バスマン大いに語る 京浜急行電鉄
●第31回東京モーターショー/バスドライバーのひとりごと ほか
●私の知っているバス達 いすゞバスその4 リヤアンダーエンジンバスBUの誕生と発展、高速バス時代の幕開けなど
●海外記事 香港:LX-ガイアラブVストーリー
        オランダ:ボルボのECB
●新車一覧 東急バス(平成7年度)/北海道中央バス東武鉄道(平成7年度後期)/名古屋市交通局(平成6年度) ほか

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