バスラマ 36号
(1996年6月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-36-9

 同一内容をPDFデータにて
提供しています。


CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.35およびNo.36を収録

【主な内容の紹介】

●ユーザー訪問
32
西武バス

 1932年に設立された東浦自動車を前身とする西武バスは、もともとの営業エリアである埼玉県南部から、西武鉄道沿線を中心とする東京都区部・多摩地区、埼玉・秩父地区、さらに長野・軽井沢にも進出した。近年はローカルエリアの環境変化に対応し、1989年に秩父地区を、1991年に軽井沢地区を分社、今年1996年には貸切事業の一部を分社している。変貌を続ける同社のバス事業を取材した。
 西武バスに取材し、一般路線や高速路線、分社したローカルエリアや貸切バスの現況などを沿線風景と共にご紹介する。保有車両のアルバム、高速路線や繁忙路線、ローカル路線の試乗記や、少し昔のアーカイブスなど関連記事も豊富に掲載する。

日本全国観光バスフェスティバル開催
 全国観光バスフェスティバルは、バスが主役になった初のイベント。不況にあえぐ観光バス業界注目のもとに全国から74台のバスが集まり、盛況のうちに幕を閉じた。果たして狙い通りバスに関心を向けることができたのか。会場レポートと主催者の話を聞いた。

特集 福祉バスの実情
 体の不自由な人や高齢者の足として、養護学校や施設などへの送迎を行う福祉バス。今回の特集は、それらの実際の状況について、運行事業者・旅行会社への取材、機器・車両紹介などを行う。
◆福祉バスとは/福祉バスと低床化/現在の福祉バスで将来を占う
◆東京福祉バスを訪ねて/東京都交通局の特定バス事業/トラベル・ネットに聞く
◆中央交通 ネオプランの輸入を通じて福祉バスでも新たな展開/守口養護学校で人気のネオプラン
◆バス利用者の声 身障者の立場から
◆福祉バス用機器・車両のカタログ

●都営バスが往く 1952年の東京風景
 1952年の東京都営バスを写真でご紹介する。当時の宣伝用にいすゞ自動車が撮影したと思しきフィルムから、町角の後継と共に稼働する車両の数々を、現在の写真と対比してご紹介する。

●大型シティバスで進むトルコンAT化
 本誌ではNO.25、No.31、No.32と国際的に見て遅れていると言われる国内のバスのAT対応について取り上げており、電子制御機械式ATやトルコンATの動きをご紹介してきた。No.32で近畿日本鉄道の営業車にトルコンATが試験採用された様子をご紹介したが、今回は近鉄バスのその後の経緯と、新たに電子制御トルコンATを採用した京浜急行電鉄の話題をお届けする。

●動き出したBINEX 大阪市交通局での使用状況
 国内のシティバスに満載されている数々のワンマン機器の配線の合理化と共に、個別になりがちだった機器の連携制御や管理が集中化できる新しいシステムBINEXが、大阪市交通局の平成7年度新車に採用された。大阪市交通局が新車に採用するに至った経緯と現段階での評価や課題を取材した。併せてBINEXを供給する交通電業社に話を聞いた。

粒よりのレポート、連載ほか
●バス利用者の声―身障者の立場から
●NEW MODEL トヨタコースターR/日野リエッセII/日の丸自動車興業のリフト付き観光バス
●'96低公害車フェア/人とくるまのテクノロジー展/札幌市内で新しいバス優先システムの実験を開始 ほか
●私の知っているバス達 いすゞバスその7 最終回 変わったバス達
●若手バスマン大いに語る 新潟交通
●海外記事 香港:ノンステップバス香港に上陸
        オランダ:ベルギー国境を飛び越えたデンオードステン ほか
●新車一覧 大阪市交通局(平成7年度) ほか

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