第18回バスラマ賞 (Busrama Award 2014)は、
2014年に九州の2市で運行を開始した大型電気バスに決定!
 (2014.12.25)
★南国交通
薩摩川内市の「こしきバス」として2014年4月から運行を開始した大型電気バスを運行。
★北九州市交通局
北九州市が「ゼロエミッション交通」として2014年3月から運行を開始した大型電気バスを運行。

●近代的な専用設計の大型電気バスの定期運行は、薩摩川内市/南国交通と北九州市/北九州市交通局による今回の運行が初めての試みである。車両はいずれも韓国HFG製で、東レ製カーボンファイバーを採用した軽量ボデーが特徴である。海外では実績ある車両の導入となったが、非常口付右ハンドルボデーの採用や三菱重工製リチウムイオン電池の搭載するなど、日本向けとしての専用設計が施されており、運行事業者をはじめ国内企業の寄与する部分は大きなものがある。【本誌No.143参照】
●国内初導入となった大型電気バスは、路線運行においては様々な問題に直面することが考えられる。その中で日々大型電気バスの運行に努めることは、日本のバスに新たな道を拓くものであり、本年の最も注目すべきバスサービスとして「第18回バスラマ賞」に選定した。バスラマNo.148(2015年2月25日発行予定)では、南国交通および北九州市交通局へのバスラマ賞授賞をご紹介する。
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南国交通/薩摩川内市こしきバス 北九州市交通局ゼロエミッションバス