定価1,471円 (本体1,362円+税)
A4
104ページ
ISBN 978-4-89980-140-5
バスラマ 140号
20131025日発行)
●バス事業者訪問168 相鉄バス
 横浜と海老名を結ぶ相模鉄道(相鉄)沿線を路線エリアとする相鉄バスは,鉄道沿線に開発された住宅地の輸送を主体に規模を拡大してきた。長年にわたり鉄道会社の一部門として事業を行ってきたが,21世紀に入り一部エリアから分社を始め,相鉄グループの持株会社化に合わせて完全な独立を果たした。体制の一新を機に,ニーズを積極的に掘り起こす努力など,より充実した路線網の展開を図る。
完全分離から3年を経た相鉄バスの“いま”をご紹介するほか,車両アルバム,特徴ある路線の試乗記,草創期から半世紀に及ぶ歴史に登場した車両のアーカイブスなど関連記事も豊富に掲載する。また在籍車両一覧も掲載。
●ユニバース2013年モデルに乗る
 日本進出から5年目となり,中小から大手事業者まで採用が広がった韓国のヒュンダイ・ユニバース。かつては国産メーカーのお家芸と言えた柔軟な顧客対応が強みとなっている。バスラマでは新規登録を終えたばかりの2013年モデルに試乗した。試乗車には,豪華な独立タイプのシートや肘掛を備えた2人掛けシートなど,新たな提案が盛り込まれた。

●JRバス関東の高速訓練車

JRバス関東は,全国でも初めて高速走行に対応した安全運転訓練車を導入し,この10月から運用を始めた。また6月には安全研修センターを開設し,安全運転に関する乗務員教育を一層強固なものにする体制を整えた。最新鋭の訓練車両を取材するとともに,安全研修センターを訪問,開設の目的を聞いた。
●日本のバス輸出はいま2 日野自動車
連載2回目は,国内大型4メーカーでバス輸出のトップを占める日野自動車である。戦後間もない時期から輸出を始め,現在はアジアを中心に中南米や中近東にも販路を広げている。国内で展開する車種・車型よりも遥かに豊富なラインアップを展開し,輸出先のニーズにきめ細かく対応する同社に,現況や戦略,現地ボデーメーカーとの連携などを聞いた。
●甦った1963年式トヨタ・ライトバス

世界で一番売れているバスは,実はトヨタ・コースター。そのコースターの前身となったトヨタ・ライトバスは1963年にデビューし,今年で50年の歴史を持つ。コースターの製造を担当するトヨタ車体(旧荒川車体〜アラコ)はデビュー50年を記念し,初代ライトバスを復元する「わくわくプロジェクト」を実施した。社員の熱意で自走できるまでにレストアされたライトバスをご紹介する。

●AT搭載シティバスの実力を探る 遠鉄バス
最新ATの実力を各地の事業者に聞く本連載。今回訪問した遠州鉄道は2011年にふそうエアロスターを試験導入した。ノンステップ黎明期の初期のAT車は燃費や変速などで高評価を得られなかったが,新型AT車の評価は果たしてどうだろうか。
●ZFオートマチックメンテナンスのプロ デルオートを訪ねる
メンテナンスのプロ集団が日々の運行を支えるのがバス会社だが,そのプロでも外部に整備を委託するコンポーネント。それが複雑かつデリケートなATである。デルオートは国内唯一のZFオフィシャルサービスステーションとして,あらゆるZF製ATのメンテナンスを行っている。日産ディーゼルRA273系に搭載されていた6速ATのオーバーホールを追った。
●最新バス機器・用品ガイド

No.136で速報した,岩手県の三陸海岸・浄土ガ浜を走る電気バスが快走を続けている。電気自動車のエネルギーは登降坂でどうなるのか,また運転感覚は。現地で電気バスを取材した。

粒よりの最新レポート、連載ほか
 
●今年も各地でバスまつり
●旅博2013開催 バスは注目の車両が出展
●日野自動車の環境技術発表会
●大分交通のバスファン向けバスツアー第2弾
●新 バスドライバーのひとりごと3
●ブリヂストン,タイヤリメンテナンスの技能オリンピック開催
●各地の新車から
●新車一覧(京浜急行バスグループ)
●海外記事 香港:皇崗口岸シャトルバスにMAN新型車登場 ほか
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