バスラマ 217号
(2026年8月26日発行)


定価:本体1,870円
〈本体価格1,700円+消費税〉
A4判 96ページ

ISBN 978-4-89980-217-4


【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問
274
北部観光バス

 北部観光バスは沖縄県名護市に本社を、豊見城市に空港営業所を置き、貸切バスと乗合バスを運行する。同社は名護を拠点に建設・石油販売を手がける企業が1988年に設立し、規制緩和以前の1997年に貸切事業に参入し、2002年に乗合事業免許を取得した。その後2023年に東京バス・大阪バスグループの一員となり現在に至る。北部観光バスは名護を本拠とする唯一の貸切事業者として存在感を発揮するとともに、空港と結ぶ沖縄エアポートシャトルの運行でも知られている。
 北部観光バスの最新状況をご紹介する取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また車両概要、保有車両一覧や創業時の車両の紹介など関連記事を掲載する。

●バス事業者訪問
275
斜里バス

 斜里バスは知床半島の付け根・斜里町を本拠とする事業者である。1948年に設立された斜里バスは昭和期の数次にわたる知床ブームを背景に成長し、1964~2009年まで東急グループの一員となった。その後2010年に地元資本で独立し、コミュニティバス、知床観光の中心地・ウトロや知床五湖、近隣自治体などと結ぶ路線バスや空港連絡バス、札幌と結ぶ都市間路線、そして貸切バスを運行している。同社の特徴の一つに、車両とドライバーの効率的な運用がある。
 取材記事と併せ、定期観光バス乗車レポート、斜里バスの車両アルバム、1970年代と2000年代初頭の車両を紹介するアーカイブス、車両概要、保有車両一覧などの関連記事を掲載する。

【特集】
日野セレガ2026年モデル
 1990年に創刊したバスラマと日野セレガは同い年である。創刊号では初代セレガのデビューに立ち会い、2005年の先代へのフルモデルチェンジはもちろん、その間のバリエーションや改良などセレガの進化を目の当たりにしてきた。セレガは5月20日に2026年モデルが公式発表され、駆動系を一新した最新モデルはバステクフォーラムでいち早く体験する機会を得た。

〇新型セレガに乗る 市街地・山間・高速道路を試す150km
 新型セレガの駆動系は、小排気量のA09C型エンジンと流体式リターダを備えた12速AMTに一新された。日本のバスで12速AMTは初搭載だが、果たして操作感や運転席・客席でのフィーリングはどうなのか。一般道から箱根の急な登降坂、制限120Km区間を含む高速道路で12速AMTと、流体式リターダの実力を余すところなく体感した。

〇日野セレガ2026年モデルのデザインプロセス
 日野セレガは2005年の登場から20年超もの長期間にわたりデザインを維持してきた。今なお古びないスタイリングは当初のデザインの良さを示すが、2026年モデルはフロント&リヤをリファインし、世界の最新トレンドに沿ったものとした。

〇日野セレガ カタログでたどる36年の歩み
 1990年7月に先代ブルーリボンRUをフルモデルチェンジし登場した日野セレガは、バリエーション追加や各部のリファイン、排出ガスや安全など法規適合を含め小まめな改良が行われ、2000年6月にセレガRへと進化。さらに2005年8月にフルモデルチェンジを受け、現行モデルにつながるセレガとなった。初代セレガ、セレガR、新型セレガに至る歴史をカタログと共に振り返る。

【レポート】
◆“三菱ふそうのバス”は“FUSO BUS”へ

 4月1日に三菱ふそうは日野自動車と経営統合し、持株会社ARCHIONの傘下となった。経営統合に先立ち、三菱ふそうは台湾のホンハイ(Foxconn)と合弁でバス事業会社を設立することを発表した。7月1日に新会社の社名として「FUSO BUS」が発表されるとともに、新会社の経営体制も明らかにされた。

【沖縄レポート】

◆沖縄のバス最新事情

 
バスラマでは長年にわたり沖縄に関心を寄せており、様々な角度からレポートを行ってきた。
〇沖縄の交通を再設計!/沖縄の貸切事業者現況
 沖縄県の人口の90%が沖縄本島に居住しており、中でも那覇を中心とする本当中南部に人口が集中する。近年できたモノレール以外に鉄道が無いことなどから自家用車中心のマイカー社会となっており、公共交通分担率はわずか6%に過ぎない。これまでもマイカーに代えて公共交通の利用促進を促す様々な施策が行われており、最新の状況をお伝えする。併せて沖縄県のバス事業者の概要や本島貸切事業者の話題などを掲載する。

〇沖縄の無事故ミニフェスタ
/壺川自動車学校の大型AT教習車
 交通安全の意識を高め、公共交通の役割を認識してもらい、理解者を増やすとともに、プロドライバーを志す人にはきっかけにしてもらおうというイベント「625(無事故)ミニフェスタ」が開催された。会場では車両展示や乗り方教室が行われるとともに、那覇バス/琉球バス交通の教習車を起用した運転体験が行われた。また会場となった壺川自動車学校は免許制度の改正に先行対応し、大型二種免許用にAT教習車を導入した。

〇東陽バスの三菱ふそう車/730車現況
 長年にわたり日野を採用してきた東陽バスは、2024年に沖縄バスグループ入りしたことに伴い、三菱ふそうの導入が始まった。
 沖縄の交通方法は、1978年7月30日に右側通行から左側通行に変更された。交通方法変更に伴いバス事業者は右ハンドル車を大量導入し、その際に採用された車両は「730(ナナサンマル)車」として知られている。沖縄バスと東陽バスが動態保存する730車の現況をご紹介する。

【レポート】
◆長電バス 帰ってきた志賀高原シャトル

 長電バスが1991年から1997年にかけて採用した長尺・高出力のツーステップバスは、主に志賀高原方面の路線で長年にわたり稼働を続けたが、2025年に全車が引退した。最終期まで稼働した1台がこのほどリニューアルを受け、新たに「志賀高原シャトル」として復活を果たした。

【レポート】
◆川崎鶴見臨港バスの「バス乗客安全システム」導入の実際

 バス業界において、車内事故の抑制は長年にわたる課題であり続けている。川崎鶴見臨港バスと東海理化は、AIを活用して車内事故防止につなげる「バス乗客安全システム」を共同開発した。臨港バスを訪問し、システムの開発・運用担当者とドライバーに使用状況や効果などを取材した。

【レポート】
アリソンAT Tシリーズの2万台目が京成バス千葉ウェストに納車
 アリソンジャパンが販売する大・中型バス用トルコンAT「Tモデル」が国内累計出荷数2万基を達成した(前身のB300を含む)。2万基目が登載されたのは京成バス千葉ウエストのいすゞエルガである、

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●NEW MODEL いすゞエルガ・エルガミオ・エルガEV/トヨタコースター日野リエッセII
●JR東海バス×JRバス関東コラボツアー開催!/各地のバスツアー&イベントから
●いすゞとUDトラックスが合併/EVM-Jがイクヨに事業譲渡 ほか
●各地の話題 東京都とJR東日本の自動運転/南海バスのCNG車引退
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●海外連載記事 
 香港:KMBのエンヴァイロ500EVが本格稼働開始

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