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最新刊のご案内 バスラマ 211号 (2025年8月27日発行) 定価:本体1,650円 〈本体価格1,500円+消費税〉 A4判 96ページ ISBN 978-4-89980-211-2
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【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問265
東京BRT
東京の臨海地区と都心部を直結する新たなバス会社・東京BRTは、2019年に京成バス100%出資のバス会社として誕生し、2023年に営業運行を開始した。東京オリンピック2020を控えて2020年から京成バスとしてプレ運行を開始し2022年度以降の本格運行を予定したが、コロナ禍により大きな影響を受けた。五輪終了後に選手村は住宅として入居が始まるとともに、交通空白地帯をカバーする路線は利用が順調に伸びている。
東京BRTの最新動向を紹介する取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また車両概要や保有車両一覧を掲載する。
国際展示場前を発車する東京BRTの連節バス
●バス事業者訪問266
大新東
大新東は企業の役員車運転・運行管理を祖業としており、そこから従業員送迎バスに事業を拡大していった事業者で、現在はSHIDAXグループの一員である。送迎事業を主体に2000年以降は貸切事業に参入するとともに、乗合路線やデマンド交通、高速バスなどに事業を拡大しており、コロナ禍を経て新たなニーズへの対応を進めている。
全国で展開する大新東のバス事業をご紹介するとともに、顧客の要望に応じる多彩な保有車両をアルバムでご紹介する。また車両概要や保有車両一覧など関連記事を掲載する。
新木場駅に到着した大新東の企業送迎用トヨタSORA
【イベントレポート】
大阪・関西万博のバス ワイヤレス給電バス・自動運転バスを中心に
大阪市の夢洲でで開催中の大阪・関西万博では、会場内の主要移動手段として小型電気バスによる場内シャトルバス「e Mover」が活躍している。大阪メトロ/大阪シティバスにより全部で30台が稼働しており、うち6台が非接触給電、3台が自動運転バスとなっている。大阪・関西万博を訪問し、ワイヤレス給電や自動運転などのシステムを中心に取材した。併せて会場内のバスや周辺駅などを結ぶシャトルバスをご紹介する。
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万博会場内で稼働する自動運転バス
【インタビュー&試乗】
成長を続けるEVモーターズ・ジャパン
EVモーターズ・ジャパンは2019年に設立された商用EVのスタートアップで、大手事業者を中心に既に多数の電気バス納車実績のあるバスメーカーである。同社はユーザーニーズに対応して多彩な車両を次々とラインアップしているが、その背景には制御システムを自社開発する一方で、車両作りは提携メーカーの委ねる方針があった。EVモーターズ・ジャパンは将来的に国内工場での最終組み立てを行い、名実ともに自動車メーカーとなることを目指している。佐藤社長にこれまでの振り返りや今後の取り組みなどについてお話を伺うとともに、同社が展開するラインアップの中から6車種の電気バスに触れる機会を得た。
本社併設のテストコースを走行するEVモーターズ・ジャパンの電気バス
【レポート】
日本最後のトロリーバス、電気バスにバトンタッチ
日本を代表する山岳観光ルート・立山黒部アルペンルートで運行されてきたトロリーバスは2024年11月をもって運行を終了し、今シーズンからは電気バスが稼働している。バスを運行する立山黒部貫光はこのほど、日本最後のトロリーバスと電気バスを並べるイベントを開催し話題となった。立山を訪問し、トロリーバスの雄姿を記録するとともにバトンを受け取った電気バスのほか、アルペンルートで運行されている立山高原バスをご紹介する。
室堂を発車する立山黒部貫光のBYD電気バス
【レポート】
西鉄バスの話題 レトロフィットバス&いすゞエルガEV
西日本鉄道が手掛けるディーゼル車の電気バス改造すなわちレトロフィットでは、これまで西日本車体製のバスが起用されてきた。このほどジェイ・バス(いすゞエルガ)が初めてEV化され、51台目のレトロフィット電気バスとして営業運行を開始した。また西鉄ではジェイ・バス製の最新型電気バスを初採用し、アイランドシティで稼働を開始した。
【レポート】
8年間のモデルライフを終えるトヨタSORA
2017年の東京モーターショーでデビューしたトヨタの燃料電池バスSORAは全国で約170台が稼働するが、今年度をもって販売を終了し次世代モデルへのバトンタッチが予定されている。2001年の初代から数えて4世代目となるSORAは、トヨタの15年余りの経験をベースにデビューし、モデルライフ中に細かな改良を受けている。SORAの歩みについて、トヨタの開発陣に振り返っていただいた。
【レポート】
人も、荷物も!中京車体の“貨物登録”ローザ
人と荷物を一度に運ぶニーズに対応する、貨物(1ナンバー)登録の小型バス改造車が登場した。トヨタ/日野が純正でラインアップするが、中京車体は三菱ふそうローザをベースにより積載量の大きい仕様を実現した。しかしバスを貨物に改造するには、法規適合で非常に高いハードルが幾つもあったという。
【レポート】
ニチコンのサイクリックマルチ充電器
全国的に電気バスの導入が進む中で、充電器の選択や電力契約など充電システムについても関心が高まっている。特に複数台の車両を導入する場合、充電タイミングをコントロールしないと電気料金に大きく影響する可能性がある。充電器メーカーのニチコンが発売した、バス・トラックなど商用車向け充電システムを取材した。
【短期連載】
私はバスのコレクター
国内のバスコレクターをリレー方式で取材していく本連載、4回目は全輪駆動バスを筆頭に何台ものボンネットバスを保有するオーナーを訪問した。三菱ジープのレストアで知られるが、全輪駆動バスとジープに相通じるものを感じてコレクションが増えていったという。
粒よりの最新レポート、連載ほか
●Bus on the spot from あちこちから 斜里バス/塩尻市の自動運転実証実験
●バスファンに向けたイベントから/愛知県で高速バスの自動運転実証実験
●道南バス100周年記念復刻デザイン車/神姫バスの復刻塗装車/JRバステックがバス事業終了 ほか
●名鉄バス次世代バイオ燃料使用バスに新品のエンジン搭載
●各地の新車から
●カタログで偲ぶ“平成初期”のバス達11 日産ディーゼルスペースランナーRM/JM
●海外イベント予告 2025欧州ゼロエミッションバス(ZEB)カンファレンス
●海外連載記事
香港:オープントップバスツアー最新事情/ブラジル:高架下のバスターミナル
●在籍車両一覧 立山黒部貫光(立山高原バス)
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