最新刊のご案内
バスラマ 203号

(2024年4月25日発行)


定価:本体1,650円
〈本体価格1,500円+消費税〉
A4判 96ページ

ISBN 978-4-89980-203-7

●バスラマNo.203は 4月25日 発行予定です。
ご予約のお客様には 4月20日 に発送いたします。
●バスラマは一般の書店で取り扱っています。
 店頭にない場合は、注文・予約ができます。
 アマゾンでも取り扱っています。

◆今号は通常の常備店のほか、下記書店で取り扱いがあります。
・宮脇書店 徳山店 (周南市周陽1-2-23)
・紀伊國屋書店 ゆめタウン下松店 (ゆめタウン下松3F)
・明屋書店 萩店 (萩市土原)
・文榮堂 ゆめタウン山口店(ゆめタウン山口2F)

【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問
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防長交通

 防長交通は山口県東部を中心に広範な路線網を展開し、島根県にも乗り入れている。同社は1968年に近鉄グループに加わり、1999年に山口市交通局全路線を、その後は中国JRバスからも路線を継承している。山口県は大都市が少ないため路線バスの需要規模は決して大きくない中、自治体との協働や都市間路線の拡充などにより路線網を維持している。一方で県内各地に著名観光地があり、グループの防長観光バスが担う貸切需要はコロナ禍からいち早く回復している。
 取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また1970年代半ば~1980年代半ばに撮影したアーカイブスや、車両概要や保有車両一覧など関連記事を掲載する。

山口県東部の広大なエリアに路線網を展開する防長交通

【特集】

2024 春のオムニバス

 年度が切り替わる3~4月にかけて、日本のバスには様々な話題が登場する。今年はいよいよ各地で電気バスの導入が本格化し、新年度に向けて路線の開業が相次いだ。「春のオムニバス」では、全国からもたらされた最新の話題を集めて、オムニバス形式でご紹介する。

◆各地の電気バス
 全国各地で続々と採用が進む得電気バスの話題をまとめてご紹介する。市販車種は小型車から大型車まで選択肢がますます増加し、観光タイプも登場した。
名鉄バスが電気バスを増車/名鉄観光バスが大型電気貸切車を採用/鯱バスが送迎用大型電気バス採用/甲府市「きらっと」シャトルの電気バス/電化が始まった広島市のエキまちループ/目黒の「さんまバス」誕生/スカイレールに代わる電気バス/岐阜市内の自動運転バス/名阪近鉄バスの小型電気バス

広島・みどり坂タウンバスに採用されたアジアスター電気バス

◆貸切車の話題
 名阪近鉄バスの小型貸切車/東海バスの小型貸切車GRANDLUXE/武蔵野交通が67人乗りガーラ導入

◆バラエティ豊かな話題
 瀬戸中央道のサービスエリアでバスまつり/国際興業のいすゞBU04再登場/国際興業&東急テクノシステムに聞くBU04レストア/通学・下校はエアロキングで/ヒョンデユニバース モバイルオフィス

新車から44年目に古巣へ帰還を果たした国際興業の1980年式いすゞBU04

各地の電気バス・FCバスの新車から
「春のオムニバス」に登場した以外の事業者でも、電気バスを導入・増車した例が見られる。本記事では、それらの事業者が導入した電気バスそして燃料電池バスを写真中心で紹介する。


【インタビュー&試乗】
開発者に聞く いすゞエルガEV
 国産商用車メーカー初の量産型電気バスとして2024年度中の発売が予定されている、いすゞエルガEV。輸入車が日本のバス市場を席巻する中、いすゞでは「市場を知り尽くした国産メーカーならでは」の電気バスを追究し、完全フルフラット型ノンステップバスを実現し、安全性を高めて車内事故・車外事故ともにゼロを目指す。ともすれば「部品を組み合わせれば出来上がる」などと言われる事があるEVだが、決してそのようなことはない。初の大型EVを手掛けるなかで、いすゞの開発陣がどう考え、、実現してきたのか。開発担当者に取材するとともに、エルガEVのフィーリングをお届けする。

年度内の発売を控えたいすゞエルガEV
◆エルガEVの走行音やEDSS作動状況などを動画で!
https://www.youtube.com/watch?v=xHJjJn44Wvw


【試乗】
カルサン e-JEST でドライブ
 2023年のバステク in 首都圏に続き、同年12月にトルコ大使館で披露会が行われた小型電気バス・カルサンe-JEST。欧州ブランドの電気バスとしては日本初参入を果たした同車に、公道で試乗する機会を得た。横浜から東京への道中、サイズ感や操作性、動力性能などを余すところなく体感した。インプレッションをお届けするとともに、走行を経て得たありのままの電費値をお伝えする。

日本市場に挑む小型ノンステップバス・カルサンe-JEST


【新・短期連載】
カタログで偲ぶ“平成初期”のバス達 第5回 日野ブルーリボンHT/HU

 本誌ではこれまでバスメーカーや事業者の技術者が手掛けたバスを回顧する「私の知っているバス達」、系列・車型ごとの特徴や変化を紹介する「バスのカタログ」などで国産バスの歴史を紹介してきた。この連載では焦点を“平成初期”に合わせ、本誌の創刊と歩みを共にしてきた時代のバスを、メーカーカタログを中心に紹介していく。第5回はスケルトンボデーに実績あるリヤアンダーフロアエンジンを組み合わせて1983年に登場した日野HT/HUブルーリボンで、1990年に各部を改良して登場したU-車である。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●都営バスが都内初のサイクルバス運行開始
●JR東海バスのエアロキングがラストラン
●どらなびのイベントから
●New Model 三菱ふそうエアロスター 日野セレガ/いすゞガーラ
●各地の新車から/全国各地の車両の話題
●バスドライバーのひとりごと 洗車と掃除
●海外連載記事 
 香港:ニューランタオバス最新事情
●新車一覧 横浜市交通局2023年度年度

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